第97回薬剤師国家試験

◆ 問65

癌化学療法において、制吐に用いられる医薬品として、適切なのはどれか。1つ選べ。
  • ブロモクリプチンメシル酸塩
  • ランソプラゾール
  • ラニチジン塩酸
  • スクラルファート水和物
  • アプレピタント

◆ 問65

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:5


癌化学療法において、制吐に用いられる医薬品は、アプレピタントである。アプレピタントは、ニューロキニン1(NK1)受容体遮断薬であり、癌化学療法による嘔吐に対して、5−HT3受容体遮断薬及デキサメタゾンと併用される。


ブロモクリプチンメシル酸塩は、パーキンソン病の治療に用いられる。


ランソプラゾールは、消化性潰瘍の治療に用いられる。


ラニチジン塩酸塩は、消化性潰瘍の治療に用いられる。


スクラルファート水和物は、消化性潰瘍の治療に用いられる。