第98回薬剤師国家試験

◆ 問34

急性膵炎の治療に用いられるタンパク質分解酵素阻害薬はどれか。1つ選べ。
  • プロパンテリン
  • ウルソデオキシコール酸
  • フロプロピオン
  • ニザチジン
  • ナファモスタット

◆ 問34

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:5


急性膵炎の治療に用いられるタンパク質分解酵素阻害薬は、ナファモスタットである。


プロパンテリンは、ムスカリン受容体を遮断することにより、鎮痙作用を示す。


ウルソデオキシコール酸は、胆汁分泌を促進させることにより、胆汁うっ滞を改善する。


フロプロピオンは、カテコール−O−メチルトランスフェラーゼを阻害することにより、胆汁排泄促進作用を示す。


ニザチジンは、ヒスタミンH2受容体を遮断することにより、胃酸分泌抑制作用を示す。