第98回薬剤師国家試験

◆ 問65

レジオネラ-ニューモフィラ(Legionella pneumophila)感染症及びその治療について正しいのはどれか。1つ選べ。
  • 原因菌は、グラム陰性球菌である。
  • 主に血液を介して感染する。
  • 市中肺炎の中で最も頻度が高い。
  • 集団発生が見られる。
  • ペニシリン系抗生物質の静脈内投与が、第一選択である。

◆ 問65

◆領域・タグ

◆正解・解説

正解:4


本感染症の原因菌は、グラム陰性桿菌である。


本感染症は、汚水等を吸引することによって感染する(経気道感染)。


市中肺炎の中で頻度が高いのは、肺炎球菌やインフルエンザ菌による肺炎である。


本感染症の原因菌は、水冷式空調設備の冷却水などで増殖することが多く、集団感染を起こすことがある。


本感染症の第一選択薬は、ニューキノロン系抗菌薬やマクロライド系抗生物質である。